ボイストレーニングって初心者でも大丈夫?にお答えします|

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ボイストレーニングって初心者でも大丈夫?にお答えします|吹田市江坂でボイストレーニングをお探しなら楽しみながら上達できるSPSミュージックスクール江坂教室へ

2020/06/16

“前回のブログ”ではボイストレーニングを独学と講師から学ぶことの違いや、特別な習い事ではない理由をお伝えしました。

ボイストレーニングのレッスンにお問い合わせいただくなかでよくお聞きするのが「ボイストレーニングを受けるのってプロを目指してたり、歌の上手い人ばかりではないのですか?私、音痴なんですけど大丈夫ですか?」や、「カラオケに行くと友人から上手いと言ってもらえます。もっと上手くなって自分の歌い方を見つけたいと思っています。ボイストレーニングしたら個性がなくなって同じ歌い方になってしまわないですか?」という不安や心配のお声です。
今回のブログではボイストレーニングは歌の上手い人が習うもの?とボイストレーニングを受けると個性が無くなってしまう?の二点についてお答えしますね。

いわゆる音痴のタイプは大きく分けて2つあります(2つのタイプが混じった人もいます)。
●運動性音痴-正確に歌うとことが出来ない-
音痴を自覚している方はこちらのタイプ。音程が外れていることやリズムが合っていないことが分かっているのに正しく合わせられない状態です。自覚しているだけに歌えば歌うほど焦りや恥ずかしさから人前で歌えなくなってしまいがちです。カラオケでマイクを勧められても頑なに拒絶すれば場をしらけさせてしまいます。ならばと無理して歌ってもズレていることが自分でも分かるので皆の視線が気になったり、音程を合わそうとすればするほど音を探してどんどんおかしくなってしまい、歌うことが苦手になりカラオケが嫌いになってしまう原因にもなってしまいます。


●感覚性音痴-音を聴き取ることが上手く出来ない-
音程のズレやリズムなどの音を聴き取る力が不足しており、ズレている時と合っている時の違いがわからない状態です。自分では気持ち良く歌っているけれどどんどん歌がズレていって周りがざわざわしたり、自分では音がズレている自覚がほとんどないためカラオケでも率先して楽しく歌っていたのにある日音痴と言われることで初めて気づく方もいらっしゃいます。


音痴というのは一言で表すと音程やリズムを正確に合わせたり認識することが出来ていない状態のことを指します。音痴はなおらないと諦めていませんか?そんなことはありません。なおらないのはやり方を知らないだけ。自分一人だけで何とかしようとしていたからです。
音痴な人というのは、いま現時点では音痴な状態にある人とも言えます。いまの音痴な状態を変えるやり方を正しく行えば必ず改善することができます。

正確な音程を発声しようと「あー、あー、あー、…これは合ってる?ズレてる?どっちかわからない」と色んな音程を探してみるけれど正確な音を出せなかったり、音程が外れているかどうかも分からない、という経験はありませんか?
「音程が合ってる、合ってない、とか感覚的なものなんて子供の頃にやっておくもので、今さら身につけられないでしょ?」と半ばあきらめが入ってしまう方もおられるかもしれません。
大丈夫、安心してください。音程の外れやリズムのズレは自分ではなかなか修正できないものです。だってやり方を教えてもらっていないのですから出来なくても当然なんです。知らないからできてなくてもいいんです。自然にできる人はたまたま自然に出来ただけ。ただそれだけですから安心してくださいね。

運動性音痴を改善するには目標とする音程(音程を正しく聞き取る力)と自分が出す音程(正しい音程を出す力)が違っていることを認識(出しながら聞く力)することから始め、自分の声と実際の音程との差を修正していき本来の音を出せるよう練習します。出したい音を出せるようになるには喉の筋肉を鍛えたり呼吸のしかたの訓練も不可欠ですので、ボイストレーニングの講師に自分の歌を聴いてもらい適切な音程や発声の認識のトレーニングを受ければ必ず改善できます。
正しい音程を認識すること、正しい音程を発声すること、自分が発声した音程と目標の音程との差、この力に加えて発声方法や呼吸のしかたなど客観的に正しく修正していくことで音痴な状態を克服出来ます。

感覚性音痴の方は自分で音やリズムがズレていることが分からないので、まずは合っている時とズレている時の違いを認識する事からはじめます。そしてどう声を出せばどの音になるのかや正確なリズムを時間をかけて体に覚えさせていきます。感覚的に覚えていくのである程度の時間がかかりますが、合っている感覚とズレている感覚が自分のなかで区別されていくと今までわからなかったものが手に取るようにわかってくる面白さがあります。


ボイストレーニングは発声や歌に関わる筋力、神経、感覚をトレーニングしていきます。ですのでプロや初心者の区別なく誰もが今より確実に上達します。例えば40キロのベンチプレスを持ち上げるのが今の限界だったとしてもトレーニングを重ねれば60キロを持ち上げられるようになりますよね。歌も同じで現時点では高い声が出なかったり音程が合わないとしてもトレーニングによって出来るようになります。
ですのでボイストレーニングは歌の上手い人だけのものではありません。歌うのが苦手な方には(なぜ苦手なのか、上手く歌えないのか)一人ひとり違った理由があります。その理由を突き止め自分に合った練習方法で克服していくことこそがボイストレーニングです。


もう一点、ボイストレーニングを受けると個性がなくなって皆同じ発声や歌い方になってしまうので習わない方が良いのでは?という考え方についてです。
これは勘違いだと簡単に分かる方法があります。プロのアーティストでも当然ボイストレーニングをしています。あなたの好きな歌手やバンドのボーカルは全員同じ歌い方でしょうか?歌番組に出ているアーティストは全員同じ歌い方で個性がないでしょうか?
もうお分かりですよね。
ボイストレーニングというものは基本的にその人の発声の状態や体のつくり、性格に合わせて講師がトレーニングメニューを組み立てていくことがほとんどです。当然タイプが似ているなどあったとしても全く同じ声質や体つきをしている人はいないので、それぞれその人の良さを引き出しながら声や体の使い方をトレーニングすることでより素晴らしい歌声となるわけです。
音楽に「こうしなくてはいけない」という絶対的なお手本というものは存在しませんし、基本的な考え方があったとしても一人ひとりに合わせて調整が必要です。逆に万人に通用する絶対的なお手本がないからこそ“前回のブログ”で紹介したように独学でマスターするのが難しいと言えます。講師によるボイストレーニングではあなたが目指す理想に近づくためのトレーニングを行い、その過程で無駄な力が入っていたり良くない癖がついている場合は取り除くように導いていきます。発声的に良くないとされている喉声や叫ぶような声もジャンルや表現においてはあえて個性として活かしていくことだってあります。


前回もお話ししましたが、自分の発声の状態や歌を自分で客観的に判断するということは非常に難しく、プロアーティストやボイストレーナーでさえこの客観視が難しいためにボイストレーニングを受けています。独学でトレーニングをしている方の中には良くない発声や歌の癖がついてしまっている方が見受けられます。そして一度その癖がついてしまうと修正するのにまた大変な時間と根気が必要になってしまうのでしっかりと講師の元で客観的に診断してもらいボイストレーニングをすることをお勧めします。

講師の元でボイストレーニングを習った方が圧倒的に上達が早いことも大きな利点であり、目標や理想への到達が早く、目に見えて上手くなっていくことで向上心もアップし自信にもなり楽しんでトレーニングを継続していただけます。
とはいえ自主トレーニングやご自身で調べたり考えたりすることはとても大切なことです。そこに講師がいればそれらの答え合わせがすぐにできます。間違えたトレーニングをしていれば修正し客観的かつ、お一人お一人に合ったアドバイスをさせていただきます。正しい練習法で進めることで自主トレーニングの効率もす​​​​るというわけですね。


歌が苦手な状態の時に講師に歌を聴かれることやボイストレーニングを習うことに最初は抵抗がある方もいらっしゃいます。
しかし信頼出来るボイストレーニング講師との出会いは家族やご友人、仕事関係の方とはまた違う特別な信頼関係を築く事が多々あります。声や歌には驚くほどその人の性格や個性、感性が表れ自分らしさが出てきます。歌で自分を表現することの楽しさ、解放感を実感してみませんか。そのためにもまずはSPSミュージックスクールのボイストレーニングの体験レッスンを受けてみてくださいね。

 

 


SPSミュージックスクールではボイストレーニングの体験レッスンを行っています。
ご自宅、カラオケ、その他での出張レッスンはもちろん、大阪では江坂と心斎橋に、神戸では六甲道で“音楽スタジオと提携したお得なレッスン”も行っていますので、ぜひ体験レッスンにお越しください。
※体験レッスン料金は無料でご受講いただけます。体験レッスンご受講の会場となるカラオケやスタジオ代金のみご負担をお願い致します。

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